防災意識を「行動」に変えるには?内閣府アンケートから学ぶ、日常防災の意識について
防災意識を「行動」に変えるには?内閣府アンケートから学ぶ、日常防災の意識について

はじめに:あの日、私たちはどう動いたか

 

2025年12月、青森県東方沖で発生した地震に伴い、初めて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されました。

大きな揺れの後、さらに巨大な地震が来るかもしれないという緊張感が日本中を包んだのは記憶に新しいところです。


しかし、最近発表された内閣府のアンケート結果を見ると、驚くべき事実が見えてきました。

私たちは情報を得ていながらも、実際の「備え」には結びついていなかったのです。


今回はこの調査結果を深掘りし、私たちが明日から、いえ今日からできる防災アクションについて一緒に考えていきましょう。

 

1. 内閣府調査が明かした「情報」と「行動」の大きな溝

 

内閣府が対象地域の3,500人を対象に行った調査では、非常に興味深く、かつ課題の残る数字が出ています。


■ 77%の人が情報は知っていたが……

 

調査によると、注意情報を「見聞きした」と答えた人は77%に達しました。

これほど多くの人が、自分たちが危険な状況にある可能性を認識していたことになります。


しかし、その後の具体的な行動については、数字が急激に落ち込みます。

「食料や水を備蓄・確認した」人は24%、「非常用持ち出し袋を確認した」人は14%でした。

 


■ わずか7%。避難場所確認のハードル

 

さらに衝撃的なのは、「指定緊急避難場所や避難経路を確認した」という人がわずか7%にとどまったことです。

情報を知っていても、実際に足や手を動かして備える人は、10人に1人もいなかったという現実があります。


なぜ、私たちは「危ないかもしれない」と分かっていながら動けないのでしょうか。

そこには「正常性バイアス」という心理的な壁が大きく関わっています。




2. なぜ私たちは防災行動に移せないのか?

 

 

人間には、予期せぬ事態が起きても「自分は大丈夫」「今回は大したことはない」と思い込もうとする心理が働きます。


■正常性バイアスという心のブレーキ

 

この心理状態を「正常性バイアス」と呼びます。

心が過度なストレスを感じないように守るための機能ですが、災害時にはこれが命取りになることもあります。


「また今回も何も起きないだろう」という過去の経験が、私たちの足を止めてしまうのです。

しかし、自然災害に「絶対」はありません。


 

■備えを「面倒」と感じる仕組み

 

また、防災を「非日常の特別な準備」と考えてしまうことも原因の一つです。

重い腰を上げてリュックを詰め直したり、スーパーで賞味期限を気にしながら買い物をするのは、確かに手間がかかります。


この「面倒」を「日常」に変えていくことこそが、今の日本に求められている防災の形です。




3. 「#防災を日常に」——内閣府が提唱する新しいスタイル

 

 

内閣府は今回の結果を受け、SNS等を通じて「#防災を日常に」というキーワードを強化する方針を固めました。


■防災は特別なことではない

「防災の日」だけ真剣になるのではなく、普段の暮らしの中に防災を溶け込ませること。

例えば、多めに買っておいた食品を古い順に食べ、買い足していく「ローリングストック」はその代表例です。


特別な訓練をするのではなく、散歩のついでに避難場所を通ってみる。

そんな小さな積み重ねが、いざという時に役立ちます。


 

■アルファフーズが提案する「美味しい」備蓄

 

私たちアルファフーズも、この「防災を日常に」という考え方に深く共感しています。

非常食は、棚の奥に眠らせておいて期限が切れたら捨てるものではありません。


「今日のご飯、作るのちょっと面倒だな」という時に、美味しく食べられる。

そんな存在であれば、備蓄の確認は自然と日常のルーティンになります。


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4. 今日からできる!失敗しない備蓄の3ステップ

 

アンケートで「行動しなかった」側から「行動する」側へ。

明日からすぐに始められる具体的なアクションをご紹介します。



ステップ1:冷蔵庫・パントリーの在庫チェック

 

まずは今の備えを「確認」するだけで十分です。

「水が2リットルしかないな」「レトルトカレーが1パックあったはず」という把握が第一歩です。


 

ステップ2:家族で「もしも」の合流場所を決める

 

7%しか行っていなかった避難場所の確認。

これを夕食の話題に出してみてください。

「大きな地震が起きたら、あそこの小学校で待ち合わせね」という一言が、パニックを防ぎます。


 

ステップ3:1パックだけ、好きな非常食を買ってみる

 

いきなり1週間分を揃える必要はありません。

「ハンバーグ煮込み」や「さばの味噌煮」など、

自分が「美味しそう」と思うものを1つ買ってみてください。


それを食べてみて「これなら避難生活でも安心だ」と実感することが、継続的な備えに繋がります。


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5. まとめ:防災は愛する人を守るための「日常」

 

 

2025年12月の注意情報は、私たちに多くの教訓を与えてくれました。

情報は届いていても、行動しなければ命は守れません。


「#防災を日常に」


この言葉を胸に、まずは美味しいもの、便利なものから備蓄を始めてみませんか。

アルファフーズは、あなたの日常に寄り添い、

いざという時に「いつもの美味しさ」で安心を届けるパートナーでありたいと願っています。


 

出典・引用

内閣府:北海道・三陸沖後発地震注意情報の防災対応力向上に向けた取組について

FNNプライムオンライン:北海道・三陸沖後発地震、注意情報発表でも多くの人が備え確認せず